ピッチャーをしている野球選手なら誰でも課題や悩みを抱えています。
そしてその種類は多岐に渡り、球速を上げたい・コントロールを良くしたい・長いイニングを投げたい…と、さまざまです。
今回の記事ではそんなピッチャーの課題解決の手助けになる≪ピッチング練習用品≫をご紹介します。
2024年1月24日更新
目次 |
ピッチャーの課題 |
課題ごとの練習 |
良いフォームで投げたい |
球速を上げたい |
コントロールを良くしたい |
球速を上げるための練習用品 |
FWETB-300G/400G|コアスローイングボール |
FPSB-100BBMC|パワースタンバイ |
FBRB-1|バックスピンリリースボール |
まとめ |
ピッチャーの課題
学童野球に限らずピッチャーをする選手、する可能性のある選手にはさまざまな課題があります。
例えば…
「ストライクがなかなか入らない」「速いボールが投げられない」「調子の波が激しい」「長いイニングを投げられない」「バント処理やフィールディングが苦手」「変化球が投げられない」
ザッと挙げただけでもその悩みや課題は盛りだくさんです。
その中から特に悩む選手が多い課題を3つ取り上げ、その解決のために役立つ練習&練習用品をご紹介します!
課題ごとの練習
過去のブログ記事でも記載していますが、『こうなりたい』だから『この練習をする』という目的を明確にすることが重要です。
・良いフォームで投げたい
・球速を上げたい
・コントロールを良くしたい
この3つについて考えていきましょう。
良いフォームで投げたい
良いフォームを身に付けることが、怪我防止に直結します。
特に肩肘に負担がかかるフォームで投げ続けてしまうと、選手生命に大きく関わる怪我に繋がりかねません。
学童球児のうちから、良いフォーム・正しいフォームを身に付けましょう。
≪ 練習の例 ≫
シャドーピッチング・キャッチボール・ネットスロー・近距離スロー等
球速を上げたい
ピッチャーなら誰しもが速い球でバッターをねじ伏せて三振をとりたいですよね。
しかし、力任せに腕を振っても150キロのボールが投げられるわけではありません。
速い球を投げるためには、全身の筋力や体幹の強さ、下半身と上半身の連動性など、さまざまな要素が必要です。
≪ 練習の例 ≫
筋力トレーニング・走り込み・プルダウンと呼ばれる助走し勢いをつけた全力投球等
コントロールを良くしたい
選手起用をするチーム側の課題としても、コントロールが良く試合を作れるピッチャー育成は重要課題です。
フォアボールやデッドボールが少なく、テンポよくストライクが取れるコントロールを身に付けられれば、活躍の場も広がります。
また、キャッチャーの構えたところに高さやコースの投げ分けができれば、球速が飛び抜けて速くなくても、バッターを抑えることができます。
≪ 練習の例 ≫
打者を立たせたピッチング・ターゲットや目印へのピッチング等
\注目/
球速を上げるための練習用品
速い球を投げる=球速を上げるために効果的な練習用品をご紹介します。
球速を上げることは1つや2つの要素だけではなく、体全体の筋力や力の伝達などさまざまな事が関連します。
けして簡単なことではありませんが、1つ1つポイントを絞って練習することが大切です。
東京ユニコーン前沢氏による体幹を使って投げる練習
FWETB-300G/400G|コアスローイングボール
野球インフルエンサーとして人気の前沢力氏との共同開発によって生まれた大ヒット商品です。
体のコアと言われる体幹部(特に臀部や胸郭)を使い、腕に頼らずに全身の力をボールに伝える投げ方が身に付きます。
手投げになりがちな選手に特にオススメですが、重量も選べるので学童球児から一般の選手にも適しています。
FPSB-100BBMC|パワースタンバイ
バネ投げ指導の第一人者であるベースボールメディカルセンター(BBMC)の相澤一幸氏との共同開発をした特殊形状のイスです。
パワーポジションと呼ばれる最も力が発揮できる構え・位置を習得できるので、理想的な体重移動から球速アップに繋がります。
上半身と下半身がバラバラだったり、体をうまく使えずに球速が上がらない選手にオススメです。
FBRB-1|バックスピンリリースボール
数字として表れる球速に加えてピッチャーにとって大切な "伸び" "キレ" !
「表示以上に速く感じる」「捉えたはずなのに振り遅れた」そんなバッターにとって "体感速度の速いボール" を投げるために必要ことは…ボールにバックスピンを効かせることです。
自分自身のボールの回転が、見てわかるこのドーナッツ型の練習用ボールを使えば、スライダー回転してしまっていたり、回転数が少なく落ちるボールになっていたり、課題が一発でわかります。
浮き上がるようなバックスピンの効いたボールを投げる感覚を身に付けましょう!
良いフォームをつくるための練習用品
まとめ
今回は "速い球を投げる" "球速を上げる" ために最適なピッチング練習用品をご紹介させていただきました。
先述したようにピッチャーの課題や悩みは、選手それぞれにあり、その内容も多岐にわたります。
1つや2つの練習用品ですべてを解決することは難しいですが、『こうなりたい』だから『この練習をする』という目的を明確にしてコツコツ取り組んでいきましょう。