2024年11月16日、国内で初めて『女子軟式野球 高校JAPAN vs 大学JAPAN』の試合が行われました。
今回は高校JAPANチームのキャプテンへ【女子軟式野球の魅力とは?】【なぜ女子軟式野球に打ち込むのか?】とインタビューしました。
~女子硬式野球が盛り上がる今、なぜ女子軟式野球なのか~
~硬式よりもマイナーな女子軟式野球部で活動するリアルな声とは~
2024年12月26日更新
女子野球の現状(2024年末時点)
侍ジャパン女子代表・女子高校野球の甲子園開催・毎年増加し60校を超えた高校女子野球部など、女子野球を取り巻く環境は数年前とは比べ物にならないほどの盛り上がりを見せています。
しかし、それはあくまで女子硬式野球のムーブメントです。
その陰ではなかなかスポットライトが当たらずとも、青春をかけて野球に打ち込む『女子軟式野球』の選手たちがいます。
軟式野球の選手にも目標や夢となる場を…そんな主催者の想いで実現した『女子軟式野球 高校JAPAN vs 大学JAPAN』へ現地取材に行き、当事者たちのリアルな声を聞きました。
高校JAPAN キャプテンインタビュー
古川 優奈 選手
(中京大学附属中京高校女子軟式野球部3年)
Q. 女子軟式野球の魅力・女子軟式野球部の魅力は?
A. ホームランを打ちたいという想いと、ホームランが打てるという目標を持てる事
現在女子の軟式野球では、複合バットと呼ばれる高反発バットの使用が認められています。野球選手にとって魅力である「ホームランを打つ」という目標を持てる事、そして全選手に打てる可能性があり、部活内でも1~9番までがホームランを打てる練習をしています。硬式野球ではよほどの長距離打者ではない限り、ホームランを打つという事は難しいです。みんなが打球を飛ばせる、長打が打てる、ホームランが打てるという夢があることが魅力です!
試合前のインタビューにも快く応じていただきありがとうございました。
2024年度 女子軟式野球 高校JAPAN
大学JAPANキャプテンインタビューはこちら
~編集後記~
高校の女子軟式野球は硬式よりもさらにマイナー競技という位置づけにあり、全国大会も『中高生の部』という括りになります。
いまだに野球部のマネージャーと思われることもあると語る中、女子軟式野球という分野に青春を捧げ、オンライン甲子園などにも積極的に参加し、随所でその魅力を知ってほしいと発信し続ける中京高校女子軟式野球部とその部員たちがいます。
女子野球が当たり前となる世の中にする・・・という大きなテーマで活動する侍ジャパン女子代表にとって、長い歴史のある女子軟式野球の魅力を伝えることも忘れてはいけない大事な使命であると感じます。
フィールドフォース 小林