野球技術向上のためにさまざまな練習用品がありますが、今回は特に女子野球選手に効果的な野球練習用品をご紹介します。
バッティング・ピッチング・守備など、カテゴリに分けて使用方法も掲載しますので『もっとうまくなりたい!』という女子野球選手は是非最後までご覧ください。
2025年3月28日更新
目次 |
女子野球選手におすすめなのは? |
バッティング練習用品 |
スウィングスピードアップバット |
フラットサーフェスバット |
スウィングスタンド |
ピッチング・スローイング練習用品 |
スローイングパートナー |
スウィングボール |
ベクトルライン |
守備練習用品 |
フィールディングマスター |
フレーミングバー |
女子選手向けグローブ |
まとめ |
女子野球選手におすすめなのは?
男子の野球選手と女子の野球選手にはどのような違いがあるのでしょうか?
小学生のうちは大きな差はないどころか、女の子の方が成長が早く、身長やパワーで男の子を圧倒する子もいます。
しかし、中学・高校・大学・・・と年齢が上がるにつれて男女の差は開いていきます。
特に筋力や瞬発力など、野球に必要な力(パワー)の部分はどうしても女子選手は劣ってしまいます。
\そこで/
女子選手が野球技術を向上させレベルアップするためには、もちろん筋力アップも大事ですが、体の使い方やバットやグローブの扱い方を極めることも大切です。
ここからは、カテゴリごとに女子選手の野球技術アップに最適な商品をご紹介します。
バッティング練習用品
打球を飛ばすためにパワーアップももちろん必要ですが、それ以外にも『スイングのキレ』『ボールをミートするポイント』『体の力を打球に伝える体重移動』の習得も重要です!
スウィングスピードアップバット
体のキレを出し、スイングスピードを上げることで、ピッチャーの速球や緩急・変化球にも対応できるようになります。
バットの重みに負けてスイングスピードが遅い女子選手にも、「自分はこんなに速く振れるんだ!」ということを脳と体に叩き込むことができるのでおすすめです。
\とにかく軽い/
とにかく全力で振る素振りをしよう!
ティーバッティングも可能!
フラットサーフェスバット
パワーやキレだけでなく "ボールの捉え方" も非常に重要です。
ボールとバットの当たる位置・角度など、ヒットや長打を打つために非常に大切なミート力をアップさせる片側がフラットな平面になっているバットがあります。
面で捉える角度やスイング軌道の練習ができ、ミートゾーンが拡大することでボールをうまく捉える確率も上がります。
ボールを飛ばしたい!と、力任せにバット振るのではなく、女子選手こそ『打撃技術』に重きをおいて練習してみましょう。
\ここがすごい/
両面がフラットなバットはいくつか存在しますが、フラットサーフェスバットの優れたポイントは『片側は通常のバット形状』ということです。
これで面で捉える確認と、実戦を想定した練習と、1本で二刀流のバッティングが可能です!
スウィングスタンド
下半身から体幹まで、全身の力をボールに伝えることで、強い打球を打つことができるようになります。
軸足にタメをつくり、ステップ足を踏み出し、膝・腰が回転し、バットが出てきてボールを打ち返す…この一連の体重移動や踏ん張りなどを習得するアイテムです。
軸足側においてピッチャー方向に力を伝える使い方と、踏み出し足側において体が流れないように壁をつくる使い方ができます。
\女子選手には/
筋量や膝が内側に入りやすい女子選手は、あまり角度はつけずに使用することをおすすめします。
少しの傾斜でも効果的な練習が可能です!
ピッチング・スローイング練習用品
次に投球系の練習用品をご紹介します。
肘が前に出すぎたり、猫パンチのようになるいわゆる「女子投げ」になってしまっている選手には特におすすめです。
スローイングパートナー
女子選手に限ったことではないですが、特に小学生のうちは一生懸命投げたいという気持ちが強すぎて、肘が下がってしまったり、開いて体から腕が離れすぎてしまう選手が多いです。
全体的な筋量やインナーマッスルの強度で劣る女子選手は、けが防止のためにも早い段階で正しい投げ方を習得する必要があります。
ボールを肩・耳・手首の3点で押さえるようにセットし、そのままボールを投げます(ボールは肩から落ちてOKです)
こうすることで肘が下がることを防止し、投げ始めのトップの位置を体で覚えることが可能です。
スウィングボール
先述したように女子選手は特に肩回りの筋力・インナーマッスルの強化も必要です。
過剰な筋力トレーニングではなく、日常の少しの時間でもいいので、けが防止に繋がるインナーマッスルを強化しましょう。
\柔軟性も/
インナーマッスルの強化だけでなく、肩胛骨の柔軟性もアップする効果もあります。
手首や肘だけで回すのではなく、肩から動かす意識で継続することで可動域も広がります。
肘を下げすぎたり前に出しすぎたりせず、頭の上でボールを回すことを意識しましょう。
~良くない例~
ベクトルライン
ピッチャーをしていて「体が開いている」「バッター方向に向かっていない」そんな指摘を受けている選手はいませんか?
速い球を投げようとするあまり、力んでステップが開いたり体自体が開いたりする選手には、ピッチング練習時にラインを使うことも効果的です。
かかと側に設置して開き防止として目印にする使用方法と、つま先側に設置して投げる方向を視覚的に意識する使用方法があります。
守備練習用品
守備の巧さ(うまさ)は、派手なファインプレーだけではありません。
スピードや肩の強さでは男子選手に劣ってしまっても、判断力やグラブさばきなど、反復練習から得られる守備力を追求しましょう。
フィールディングマスター
捕球姿勢や捕球技術を身に付けるために、トレーニンググラブを使用している選手もいるのではないでしょうか?
完全にフラットな板グラブと呼ばれるタイプのものを使っている選手もいるかもしれません。
フィールディングマスターはその中間ともいえるいいとこどりの練習用グローブです。
低い状態の捕球姿勢をつくること、グローブの捕球位置を知ること、握り替えをスムーズに行うこと、さまざまな技術に繋がるのでゴロ捕りなどの基礎練習におすすめです。
フレーミングバー
ピッチャーが投げてくるさまざまな球筋・高さやコースのボールを、いかに『ビタ止め』できるかがポイントです。
そのためには通常のグローブよりも重いミットを使うキャッチャーは、そのミットをしっかりと使いこなし、捕球しながら止める力と技術が必要です。
\高校女子野球部も使用/
キャッチャーのキャッチングのための練習用品 "フレーミングバー" は、高校の女子野球部でも使用されています。
「キャッチャーの素振り」ともいえるこの練習で、ミットで捕球する際の動きや力の入れ方を習得できます。
低めのボールでもミットが落ちないように、コースがズレてもミットが流されないように、是非女子選手のキャッチャーにも使用してもらいたい人気商品です!
女子選手向けグローブ
最後に、女子選手向けに日本のグラブ職人が型から開発したグローブをご紹介します。
ただカラーリングやデザインを可愛くしたり、手入れ部分を狭くするだけではなく…
パーツごとの革の厚みや長さの調整から、指を入れる内部の構造まで、通常のグローブから女子選手のプレーが向上するよう型を改良しました。
それぞれの型の詳細は下記より商品ページをご覧ください。
日本製の高品質レザーを使用し、しっかりと長い年使い込めるグローブです。