今回のブログ記事では子供の「筋トレ」について解説をしていきます。
よく「小・中学生は筋トレをしない方がいい」「子供のうちに筋トレをすると背が伸びなくなる」といった噂話を耳にしたことはありませんか?
いわゆるゴールデンエイジ期に筋トレを行う事で、身体を痛めてしまったり、身長が伸びなくなってしまったりと懸念される方は多いのではないでしょうか。
また、子供のうちにやってもいい筋トレはあるのか?と思う方もいると思います。
正解は無い問題かと思いますが、私なりの考えを含めてお伝えをしていきます。
是非最後までご覧ください。
2024年7月14日更新
目次 |
「ゴールデンエイジ」とは |
ゴールデンエイジ期にオススメの筋トレ |
ゴールデンエイジ期にオススメしない筋トレ |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
「ゴールデンエイジ」とは
まずは「ゴールデンエイジ」について説明をいたします。
ゴールデンエイジとは9~12歳ごろ運動能力が飛躍的に発達する時期の事を指します。
その時期の運動神経がその後の運動能力を左右すると言われています。
また、「ゴールデンエイジ」の他にその前段階となる運動神経が発達を始める5~8歳頃までの「プレゴールデンエイジ」と、その後の筋肉や骨格の成長時期である13~15歳頃の「ポストゴールデンエイジ」の3段階があるとされています。
それぞれの特徴に合わせた運動への取り組み方を紹介していきます!
✩「プレゴールデンエイジ」(5歳~8歳頃)
運動の意味や目的を理解する事、集中力を継続させることが難しい幼少期は、
遊びの要素を交えた運動を行うと良いです!
リズムに合わせてジャンプする、じゃんけんをしながらジャンプするなど、楽しみながら様々な動作を経験する事で、体の動かし方の基礎が身に付きます!
✩「ゴールデンエイジ」(9歳~12歳頃)
神経系の発達は12歳でほぼ100%になると言われています!
様々な動作を習得するのがもっとも早い時期です。
この時期は多くの動きを習得する事で、その後の運動神経を飛躍的に伸ばすことが出来ます。
「敏捷性」・「瞬発力」・「バランス能力」の3つをこの時期に向上させることで、どのスポーツにも応用できる基礎力が養われます。
✩「ポストゴールデンエイジ」(13歳~15歳頃)
ゴールデンエイジを過ぎると身長や体重など、骨格の成長が著しい時期に入ります。
この時期は、骨格の急激な変化によって今までできていた技術や感覚にズレが生じ、思うように体を動かせなくなったり、スキルを上手く発揮できない場合があります!
しかし、骨格や筋力の成長とともに反復練習を行う事で感覚は修正され、より力強く、すばやい動作が可能になります。
こうしたゴールデンエイジ期にオススメの筋トレ、逆にオススメしない筋トレも紹介していきます!
ゴールデンエイジ期にオススメの筋トレ
ゴールデンエイジ期にオススメの筋トレは自重で行うトレーニングです!
低学年は骨や関節の影響も考えて、座位や寝た姿勢で行える簡単な筋力トレーニングを行うと良いです!
例)体幹トレーニング
そして高学年には、腹筋運動など動きのあるトレーニングを取り入れてください!
例)腹筋・背筋・体幹トレーニング
ゴールデンエイジ期にオススメしない筋トレ
高重量のウェイトトレーニングは、ゴールデンエイジ期にはオススメしません!
骨や関節に必要以上に負荷が高いトレーニングは避けるべきです。
骨や関節に負荷がかかりすぎると、成長を妨げる可能性があります。
例)スクワットや重りを使ったジャンプ動作、長時間の縄跳びなど
まとめ
人間は自然の動作の中で、筋トレをしていることが多いです!
立っているだけでも背筋等の様々な筋肉を使って立つことが出来ています。
赤ちゃんだって、大泣きしたり、ハイハイしたりする動作も筋トレの一種です!
どうしても筋トレと聞くと重りを使ってのトレーニングを想像しますが、自分の身体を支えながら動かす事は大人になると当たり前に感じますが、実は大変な事なのです!
小さい子が滑り台やジャングルジムを登ったり降りたりすることで、手や足で体を支えたり、バランスを取ろうとしている事も筋トレの一種です。
大人であれば、座っている所から立つ動作だけでも十分な筋トレです!
このように日常生活の中にも筋トレと言える動きがたくさんあります。
筋トレと聞いて重りを使用するトレーニングだけでなく、まずは自重トレーニングから試してみてください!
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オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
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