タイガースアカデミーベースボールスクールとの業務提携契約締結のお知らせ

タイガースアカデミーベースボールスクール(以下、タイガースアカデミー)と、株式会社フィールドフォースは、野球振興を目的とする小・中学生向けのスクール事業や普及活動における「業務提携契約」を締結しました。
今回の締結により、フィールドフォースが独自開発した野球トレーニングギアの数々を、タイガースアカデミーでご活用いただきます。また、野球のスキルに経験と知識も豊富なアカデミーコーチ陣との新商品開発などを通じて、次代を担う子どもたちへより良い野球環境の創出に務めてまいります。
ごあいさつ
株式会社フィールドフォース
代表取締役社長 吉村 尚記

われわれ日本の野球界の頂点は、NPB(日本プロ野球機構)の12球団です。そのうち現在は10チームで、通年のスクール事業が行われているそうです。また、昨年20年目の節目を迎えたNPB12球団ジュニアトーナメントは年々、チーム編成から各球団の本気度が増して、年末恒例の一大イベントとなりつつあります。この野球少年少女たちの「夢の祭典」は、あのコロナ禍でも途切れなかったことをご存知でしょうか。
国技ともいえるほどの人気と伝統を誇る野球競技ですが、底辺を下支えする子どものカテゴリーの縮小傾向が甚だしい。ひとつ上の中学生の競技人口は「この17年で半減」というショッキングなニュースも最近ありました。もはや待ったなしのところまで来ているのだと思います
厳しい現実を前に騒ぐだけでは何も始まりません。たとえ微力だとしても、現状を好転させるべく行動する。われわれフィールドフォースは、そういう使命を前面に打ち出した野球用具メーカーです。このほど、業務提携したタイガースアカデミーベースボールスクールにも、同様の使命感に燃えるスタッフの方々が多数。アプローチは異なりますが、めざす未来とベクトルは同じであると私は解釈しています。
タイガースアカデミーは幼児から小学生までの4クラスに加えて、2020年度から中学生クラスも新設。活動地域も地元・兵庫県の枠を超えて2023年度より大阪府、そしてこの2025年度からは奈良県でもスクールが始まると聞き及びます。本気の「熱」を、私はそこに感じています。日本を代表する老舗球団のスタッフの方々が、われわれと同じ目線においても真摯に手を携えていただける。たいへん光栄に思わずにはいられません。
NPB球団傘下のアカデミーと弊社との業務提携は、2023年5月のライオンズベースボールアカデミー(LBA)に続いて2例目です。LBAとは、すでにコラボ商品も誕生していますが、創出にはゴールも制限もありません。頼もしいパートナーが増えて、これからまたどういうモノを世に生めるのか。少年少女たちの笑顔や上達をあらためてイメージしながら、日々の業務にあたりたいと思います。
令和7年2月
株式会社 フィールドフォース
代表取締役社長 吉村 尚記