楽天イーグルスアカデミーベースボールスクールと業務提携契約締結のお知らせ
株式会社フィールドフォースは、楽天イーグルスアカデミーベースボールスクール(株式会社楽天野球団)と、野球振興を目的とする小・中学生向けのスクール事業や普及活動における「業務提携契約」を締結しました。
今回の締結により、フィールドフォースが独自開発したトレーニングギアの数々を、東北6県でのベースボールスクール開講時に、ご活用いただく予定です。また、独自のメソッドで未就学児から中学生までを指導をされている同アカデミーのコーチ陣と、新商品の開発などを通じて、より良い野球環境の創出に努めてまいります。
ごあいさつ
株式会社フィールドフォース
代表取締役社長 吉村 尚記
当社フィールドフォースは、少年少女たちの「野球環境」をより良くすることを使命のひとつとする、野球用具メーカーです。結果やリスクを恐れることなく、速やかにトライする。そういうスタンスの下で、独自のアイデア商品の数々をヒットさせてきました。「失敗」という表現と認識はしていませんが、ヒットに至らぬことも少なからずあります。しかし、それも次のヒットを生むための糧であり、新たな創出にも不可欠と感じています。
さて、このほど手を携えていただくこととなった、楽天イーグルスアカデミーベースボールスクール様。勝手ながら、私は当初から同じ方向性や姿勢を強く感じていました。東北6県で開講されている通年スクールの案内には、「ライバルの存在と、失敗を恐れずにトライできる環境」という文言があります。子どもたちが「夢や目標をもつことの大切さ」も説かれています。契約に至るまでのやりとりのなかで、それらを具現するための本気度も十分にうかがえました。私どもにも、勇気や活力を新たにいただいた気がしています。
「東北」を冠する球団は、スクール事業においても真摯で先進的。東北地方は日本では北海道に次ぐ広さがあり、2011年にはあの大震災で甚大な被害に。それでも、全県にしっかりと根を張られています。 NPB球団初の中学硬式チームは10年もの歴史があり、団体の枠を超えた中学硬式の東北大会も実現。小学3年生以下のキッズベースボール大会も主催されています。
大志をもって、地域や企業とも手を取り合い、既成の概念や枠も超えて弾力的に主導する。こうした取り組みは、日本球界の諸問題の解決にも通じるものではないでしょうか。大いなるヒントであるようにも思えてなりません。
われわれもそのパートナーになれたことを、非常に光栄に思っています。アプローチは異なりますが、あるべき未来に向けてそれぞれ独自に歩んでいる者同士ですから、きっと素敵な化学反応も生まれることでしょう。それを一刻も早くモノとして、野球をする東北の子どもたちに届けたい。真にそう願っています。
令和7年3月
株式会社 フィールドフォース
代表取締役社長 吉村 尚記