今回のブログ記事では、【軟式野球で必要な技術】について解説します。
野球は大きく2つに分かれます。軟式野球・硬式野球の2つです。
今回は軟式野球にスポットライトを当てて、紹介をしていきます。
是非最後までチェックしてみてください!
2025年2月16日更新
目次 |
軟式野球の特徴 |
軟式の特性を活かすバッティング |
軟式の特性を活かす守備 |
叩きを習得できる練習方法 |
頂点キャッチを習得できる練習方法 |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
軟式野球の特徴
軟式野球では、使用するボールは軟式ボールといわれる、硬式ボールに比べて軽く柔らかいゴム製のボールを使用して行います。
ボールが軽い分、肩や肘などにかかる負担が少ないので、怪我のリスクを抑えられる可能性があります!
そして、当たっても硬式ボールに比べると痛くないというメリットがあります!!
(あくまでも硬式に比べたらですが・・・・・笑)
また、軟式ボールの最大特徴はバウンドが高く跳ねるという事です!
攻撃でも守備でも軟式の特性を活かすともっと活躍の幅が広がることをご存知でしょうか。
それでは打撃・守備の2つに分けて、詳しく紹介をしていきます!!
軟式の特性を活かすバッティング
軟式の特性を活かすバッティングとは、冒頭でもお伝えをしましたが軟式ボールは硬式ボールと比べると高く跳ねる特性があります。
その特性を利用してバッティングでは、”叩き”という技があります!
“叩き”とはわざと高く跳ねる打球を打つことを言います。
なぜ、わざと高く跳ねる打球を打つのか皆さん疑問に思いますよね…?
高く跳ねる打球を打つことで、バウンドしてから次に地面に落ちてくるまでの滞空時間が長いので、野手がボールに触れられるまでの時間も遅くなります。
その分、次の塁への進塁や打者走者が一塁到達する時間を稼ぐことが出来るので、セーフになる確率をぐっと上げることが出来ます!!
現在、バントが苦手な選手も“叩き”を習得すれば、走者を進めることが出来ます!
また、絶対に1点欲しい場面(0・1OUT3塁)では非常に有効な攻撃になります!!
記事の最後に“叩き”を習得できる練習方法も紹介しておりますので、最後までご覧ください!!
次に守備について紹介していきます!
軟式の特性を活かす守備
基本的にゴロを捕球する際は落ち際と跳ね際の2つの場所で捕球する事が基本です!
硬式野球ではそれだけでよいのですが、軟式野球では跳ねるという特性を使ってバウンドの頂点で捕球をする"頂点キャッチ"も必要な技術です!
なぜ軟式ではこの技術が必要かと言いますと、“叩き”という打撃技術が存在している為、ボールに早く触れる必要があるからです!
打者は“叩き”を使って時間を稼ごうとするのですが、そういった打球の処理にこの技術を使う事で、素早く処理することが出来、アウトにする確率がぐっと上がります。
記事の最後に頂点キャッチを習得できる練習方法も紹介しておりますので、最後までご覧ください!!
叩きを習得できる練習方法
① ティー台を使った叩き練習
ティー台の上に乗ったボールの上側を叩き、あえてゴロを打つ練習!
普段の練習ではゴロを打つというよりは、ライナー性の打球を意識的に打つと思いますが、ゴロを打つためにはボールの上側を打つ必要があるので、しっかりとボールを見て打つことを心掛けましょう!
② ポイントを近くする練習
“叩き”を行う上で、ポイントが前になってしまうとフライやライナーのように打球が上がる確率が上がります。
その為、ティー台を自分の軸足のラインにセットします。
セットしたボールを右打者であれば、1塁側ベンチ方向・左打者であれば、3塁ベンチ方向にゴロを打つ練習をしましょう!
この時に、思いっきりスイングして打つというよりは、しっかりとミートすることを心掛けましょう!!こちらもボールの上側を打つとゴロになりやすいので、合わせて意識してみてください!
頂点キャッチを習得できる練習方法
① バウンドの頂点を知ろう
自分でバウンドを投げ、頂点に合わせてキャッチを行う。
まずはバウンドの頂点を知ることが必要ですので、自分でバウンドを投げ頂点でキャッチする練習をしましょう!
② 指定バウンドキャッチ練習
指定したバウンド通りに、キャッチを行います。
例>2バウンド目のショートバウンドなど…
指定されたバウンドで、捕球が出来るようになることでどんな打球に対してもバウンドを合わせるようになります!
一番大切なのは足を動かし、自分で指定されたバウンドに動く事が大切ですので、足を動かすことを意識して行うようにしましょう!
③ 動きの中で頂点キャッチをする
① ・②の練習で頂点キャッチを理解出来たら、ノックの中で、動きながら頂点キャッチを行ってみてください!
一番の目的はボールに早く触れて、素早くスローイングに移れることが理想ですので、待って頂点キャッチをするというのではなく、前に出て頂点キャッチをするようにしましょう!
まとめ
今回の記事では軟式野球に必要な技術として、“叩き”・頂点キャッチの2つを紹介しました!
どちらも、習得すれば周りの選手と差が付く内容になりますので、習得してみてください!
しかし、練習を行う中で目的を間違えないようにしましょう!
「点を取る為」・「アウトにする為」目的がぶれてしまうと練習の効果が薄くなってしまいますので、必ず目的を明確にしてどんな練習も取り組むようにしましょう!!
YouTubeチャンネル紹介
オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
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