今回のブログ記事では、【軟式から硬式に変わる選手】について解説します。
中学から硬式・高校から硬式に変わるという選手は多く存在すると思います!
実際に軟式から硬式に変わる際に、どういったことを意識すればよいのか?というポイントをカテゴリ別に紹介をしていきますので、是非最後までチェックしてみてください!!
2025年2月27日更新
目次 |
硬式野球のイメージ・特徴 |
守備を解説 |
打撃を解説 |
硬式野球で対応できる守備練習 |
硬式野球で対応できる打撃練習 |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
硬式野球のイメージ・特徴
硬式野球では、使用するボールは硬式ボールといわれる硬いボールになります。
硬いと聞いただけでも最初は怖い・痛そうといったイメージがあるかなと思います!!
実際、硬式ボールは硬くて怖いし、当たったら痛いです(笑)
それでも、プロ野球選手と同じボールで野球が出来ますし、硬式野球ならではの打球音やグラブに入る時の捕球音が軟式よりも迫力がありものすごく魅力的です!!
それでは早速、軟式野球から硬式野球に変わる選手へ向けて、まずは守備編をお伝えしていきます!
守備を解説
軟式野球と硬式野球の一番大きな違いはボールの柔らかさだと思います!
柔らかさが違う事で、打球の跳ね方が大きく変わります!
軟式野球では基本的に打球が連続的に高くバウンドをするのですが、硬式野球では、連続的に高く跳ねる事は基本的にありません!
その為、軟式野球でもグラブを下から使う意識は必要ですが、硬式野球では、グラブを下から使う意識を強く持つ必要があります!!
また、バウンドが高く跳ねる事が少なく、基本的には低いバウンドを繰り返し転がってきます!その為、硬式野球ではゴロ捕球の際に体勢を低くすることをオススメします!!
硬式野球は硬いボールがものすごいスピードで飛んでくることもあります!
そこで怖がってボールを見ない事はもっと危ない行動です。
打球を見るからこそイレギュラーにも反応することが出来ますので、より打球を見ることを意識しましょう!!
次に打撃編を紹介していきます!
打撃を解説
軟式野球ではバットとボールの芯をぶつけて打ちに行きますが、硬式野球ではボールに回転(バックスピン)をかけて遠くに飛ばす必要があります。
ここが最大の違いになるかなと思います。
打球の飛ばし方・捉え方が変わることにより、練習から意識することが変わってきます!
軟式ボールは真ん中を打たないと打球が遠くに飛ぶことはありません!
真ん中からずれた場所を打ってしまうとゴロになってしまったり、ポップフライになってしまったりします。
その為、軟式野球ではボールの真ん中を狙って打ちに行くのが一般的です!
一方、硬式野球ではボールの中心を捉えると強い打球は飛びますが、ボールに回転がかかりづらく飛距離が伸びづらくなります。
その為、硬式野球ではボールの中心よりやや下を打つことで、飛距離が伸びる打球を打つことが出来ます!
さてここまで守備・打撃共に軟式野球と硬式野球で意識することの違いを紹介してきましたが、どのような練習をする事で硬式野球に対応出来るようになるのかというのをご紹介していきます!
硬式野球で対応できる守備練習
① 硬式ボールのバウンドを知ろう
まずは硬式ボールのバウンド・跳ね方を頭で意識する必要があります。
その為、自分で様々ゴロを投げてみましょう!
捕球側だとどうしても恐怖心などがあり打球をしっかり見て判断するのは難しいので、
まずは投げ手になりゴロを投げる事から始めましょう!!
② 取りやすいバウンドを覚えよう
どんな跳ね方をするかある程度理解が出来たら、次は捕りやすいバウンドを理解しよう!
硬式ボールの捕りやすいバウンドは落ち際と跳ね際(ショートバウンド)です!
この2つのポイントを自分で地面にボールを投げて自分で捕球を行います!
これを行う事で、実際の打球に対しても取りやすいバウンドで捕りに行く癖がつきますので、意識してみましょう!
③ 指定バウンドキャッチ
最後に投げ手が指定したバウンドでキャッチをする練習です。
例)2バウンド目のショートバウンドでの捕球など
指定されたバウンドで捕球を行わなければいけないため、自然とボールに近づいたりバウンドを合わせる動きが付いてきます!
バウンドを合わせなさいと言われてもどこで合わせなければいけないのか。というのが理解できてなければ意味がありませんので、①・②の練習で十分に理解してから、③の練習を行ってみてください!
硬式野球で対応できる打撃練習
① 置きティーでボールの下を打ち
打球を上げてみよう
まずは動いていないボールに対して、しっかりとボールの下にバットを入れる練習をしましょう!
初めはボールの下過ぎるくらいで良いので、打球が上がることを意識して打つようにしてみましょう!難しい方は3割くらいの力から始める事をオススメします!
② フロントティーで打球を上げよう
次はフロントティーで動いているボールに対してボールのやや下を打ち打球を上げる事を意識していきましょう!
空振りになっても良いので、ボールの下を意識して打つようにしていきましょう!
③ フリーバッティングで打球を上げよう
最後は実際の試合に近い形のボールのスピード感で打球を上げる事を意識しましょう!
かなり難易度の高い練習ですので、球のスピードやスイングの力加減も徐々に上げていくようにしましょう!
まとめ
今回の記事では軟式野球から硬式野球に変わる選手に向けて記事を書かせて頂きました。
野球というスポーツの根本は変わらないので、軟式野球で培った技術や能力を硬式野球でも十分に発揮する部分が多々あります!
しかし、細かな部分で硬式野球に変わったら意識するとプラスになる事だけを厳選してお伝えをさせていただきましたので、少しでも軟式野球から硬式野球に変わる選手の力になればいいなと思います!
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オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
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