今回のブログ記事では、【肩が強くなるスローイング】について解説していきます。
内野手は近い距離から長い距離まで様々な距離感を投げるポジションです!
そんな中でもスローイングで1番大事な動作や意識する事等を詳しく紹介しています!
近い距離を投げるのが苦手!という人も意識するポイントを変えるだけで、スローイングが良くなったりしますので、是非最後まで読んでいただき実践して頂ければと思います!
それでは早速紹介していきます!
2025年4月10日更新
スローイングとは
スローイングとはボールを手や体の動作を使って投げる行為を指します!
スローイングの基本的な要素には、以下が含まれます。
①スタンス:投げる際の足の位置や体の向き。
②グリップ:ボールの持ち方。
③体重移動:投げる際に体の重心を変える動作。
④スイング:腕を振り上げて投げる動作
⑤フォロースルー:投げ終わった後の動作
この5つの技術を向上させることで、スローイングの精度アップやスローイングの距離を伸ばすことに繋がります!
そこで、どのような練習をすれば5つの技術向上に繋がるのか?という点が一番気になると思いますので、早速内野手のスローイング技術が上がる練習メニューを紹介していきます!
内野手のスローイング上達練習
① 正しい捕球場所で取る練習
打球のラインに見立ててバットを置き、捕球までの動作を反復練習
正しい捕球場所は身体の真ん中です!
正しい捕球場所で捕る為に、打球のラインにグラブを合わせて捕球の際にグラブ側の足を開く事で身体の真ん中で捕球することが出来ます!
身体の真ん中で捕球する事で強いスローイングに繋がっていきますので、まずは正しい捕球場所で捕球をするための練習をしていきましょう!
② 握り替え練習
膝立ちの姿勢で捕球から握り替え反復練習
ゴロ捕球後の握り替えでのミスは非常に多いです!
内野手は捕って終わりではなく、捕球後に投げる動作がありますので、
捕球後に素早くボールを投げる方の手で触る必要があります!
捕球前からグラブの近くに投げる方の手を置いておき、グラブにボールが入ったら
すぐにボールに触れる習慣をこの練習で身に付けましょう!!
※キャッチボールから意識できるとより効果的です!
③ 力強いステップ練習
捕球後に軸足に体重を乗せる練習
捕球姿勢のつま先とつま先のラインにバットを置き、捕球後バットを軸足が越えていくようにステップを行う!
これを行う際に、しっかりと投げたい方向に軸足の内側を見せながら、踏み出すことを意識しましょう!
④ 遠投練習
キャッチボールで出来る遠投練習
遠投を行う際に、上に向かって届かせようと思って投げるのではなく、低く速いスローイングを心掛けましょう!
何バウンドになっても良いので、全身使ってステップを行い力強く投げましょう!
注意点:投げすぎには注意しましょう!1日5球くらいから始めていき、徐々に回数を増やすようにしていきましょう!
まとめ
今回の記事では、肩が強くなるスローイング練習を紹介しました!
スローイングと聞くと、手元ばっかり意識をしてしまうと思うのですが、そうではありません!
手元ばかり意識してしまうと、イップスと呼ばれる思い通りのスローイング動作が出来ない原因となる事もあります!
強く正確なスローイングで大事なのは9割ステップにあると思います!
下半身や上半身を上手く使えるようになることが、一番のスローイング技術向上に繋がります。
今まで指先や腕の使い方を意識してスローイングを行っていた人は、今回の記事をきっかけに、別の場所を意識してスローイング動作を行ってみてください!!
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オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
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