今回のブログ記事では、フライの正しい捕球位置について解説します。
ゴロの正しい捕球位置があるのと同様、フライにも正しい捕球位置があります。
正しい捕球位置=ミスが起きにくい位置です。
プロ野球選手やメジャーリーガーでも簡単そうなフライを落とすことがあります。
その要因としては "捕球位置" と "ボールから目を切る" の2つが挙げられます。
そこで今回は捕球位置について詳しく解説をしていきますので、是非最後までご覧いただきすぐに実践してみてください!!
2024年10月31日更新
目次 |
「フライ」とは |
正しい捕球位置は? |
フライが捕れるようになるオススメ練習方法 |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
「フライ」とは
「フライ」とはバッターが空中高く打ち上げた打球の事を言います。
別名、飛球とも言われています。
主に、外野手が捕球することが多いですが、全ポジションで捕球する可能性がある打球です。
その日の天候やフライの高さによって難易度が変わるのが特徴です。
打球の難易度は変わりますが、捕りやすい捕球位置は変わりませんので、どんなフライに対しても捕りやすい位置で捕れれば捕球確率は上がります!
正しい捕球位置は?
学童野球の現場では、【顔の前でボールを捕りなさい】という指導が多く見受けられます。
恐怖心が無くなった大人だからこそそういうような表現をするのかと思いますが、学童球児はグラブで視界からボールが見えなくなると怖く、ボールを避ける等の行動に繋がります。その為、私がオススメする捕球位置は【顔の斜め前】です!
顔の前でもなく、顔の横でもなく、顔の斜め前で捕球することをオススメします!
顔の前では恐怖心に繋がり、顔の横での捕球ではボールが見えないところで捕球する事になってしまう為、落球等のミスに繋がりやすくなります!
【正しい捕球位置=ミスが起きにくい位置=顔の斜め前での捕球】という事になるのです!
フライが捕れるようになるオススメの練習方法
① エアーフライ練習
→ 正しい捕球位置にグラブをセットしてあげて、選手はグラブを動かさず、
投げ手がセットしたグラブに優しくボールの軌道を描いて、グラブに入れてあげる!
ボールが入ったら選手はグラブを握ろう!!
※正しい捕球位置を覚えさせてあげてください!
② 下投げフライ練習
→ ①の練習で選手がキャッチ後すぐにグラブを握れるようになったら、正しい捕球位置にセットして、投げ手が優しくボールをトス(下投げ)してあげよう!!
※動くボールは怖いので、恐怖心が芽生えないように優しくトスをしましょう!
③ 上投げフライ練習
→ ②の練習で8割キャッチできるようになったら、投げ手が上投げで上にフライを投げ、選手は自分で動いて正しい捕球位置でキャッチしよう!
※真上だと難しいので、少し山なりのフライからどんどん高さを上げていくことをオススメします!
まとめ
フライは基本的には投手が打者を打ち取った打球になりますので、守備側としては何としてもアウトにしたい打球です!!
しかし、正しい捕球位置等が分からないとなかなか捕球するのは難しいです!
ただ、フライが落ちてくる場所に動くのではなく、正しい捕球位置で捕れるように動く必要があります!
フライは一見簡単そうに見えますが、結構難しいので練習が必要です!
今回ご紹介した正しい捕球位置捕れるようになる練習を行い、フライ捕球に自信をつけてみてください!
YouTubeチャンネル紹介
オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
野球少年少女の方、保護者の方々に為になる動画を発信しています!!!