なぜこれほどたくさんのマニアック商品を
世に送り出せるのか?
野球業界では唯一無二のメーカーになりつつあるフィールドフォース。
他社とは違う商品群で勝負するワケは?
毎月数種の新規商品を販売開始できるワケは?
根強いファンも多いフィールドフォースの野球用品が生まれる秘密を大公開します。
\ブレないコンセプト/
たとえば『一人でも繰り返し打ち続けられる』そんな商品がオートリターン・フロントトスです。
今や世の中に数万台と販売実績のあるこの商品ですが、当初は「トスマシンから自動で穴あきボールが発射される」さらに「ネットに打ち込んだボールがコロコロと転がって自動でマシンにセットされる」そんな野球練習用品があるなんて!と衝撃を受けた野球ユーザーが大多数でした。
まさに≪痒い所に手が届く≫そんな『あったらいいなぁ』を形にした商品の代表です!
新社屋:柏の葉ベース3階が企画開発室
つくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅から徒歩約20分の場所に、フィールドフォースの新しい本社兼室内練習場がそびえたっています。
まるでアメリカの野球場=ボールパークを彷彿とさせるレンガ調のおしゃれなドアから入ると…
1階は自社商品を扱うアンテナショップ、階段を上がり2階は室内練習場です。
そして3階は商品開発専用の企画開発室!
過去に商品化された数々のサンプルや、開発段階で壁にぶつかり商品化が叶わなかったサンプルまで、まるで歴史資料館のような空間です。
フィールドフォースの商品開発における流れは
①アイデア考案 → ②企画開発会議で提案 → ③サンプルアップ → ④確認/使用テスト → ⑤改良案作成 → ⑥改良サンプルアップ → ④~⑥の繰り返し → ⑦仕様確定 → ⑧生産開始 → ⑨販売準備 → ⑩販売開始
この中でも④~⑥が1回や2回のものもあれば、5回6回と繰り返しても納得のいく仕様にならないものもあります。
ここが難しさでもあり商品開発の楽しさでもあります。
イラストを書いて商品をイメージ
企画開発会議で提案します
設計図を起こし工場でサンプル製作
使用テストを行います
何度も改良を重ねます
会議のルールは『否定しないこと』
企画開発会議だけではなく、フィールドフォースの会議のルールは「勇気をもって発表したことを否定しないこと」です。
そのおかげで新入社員から中堅・ベテラン社員、さらには会長や社長までもが会議でアイデアをドンドン提案します。
特に商品開発を行う企画開発会議では、「なるほど!」「それおもしろいね!」「それだったらこういうのはどうかな?」と発表された商品提案に対して活発に意見が飛び交います。
ボールパーク柏の葉に本社が移転し、企画開発室という専用のスペースができたことで、過去の商品も多数保管・陳列することができています。
今までの商品から材質や仕様を参考にして、進行中の商品開発に活かすことができるのです。
思いがけない発見や、過去に思うようにいかずに商品化できなかったものでも、今後の商品に活用できるまさに重要な資産となっています。
時にはすでに販売している自社の商品を切ったり繋げたり加工したりすることもあります。
また、社員自らホームセンターへ材料を買いに行き、試行錯誤しながら手作りでサンプルを作成することもあります。
中心となって商品開発を進めているのはスーパーアイデアマン社長の吉村、そして企画開発課の社員たちですが、フィールドフォースが平均しても毎月3つ以上の新規商品を世に送り出せる秘密は…
\社員全員が開発者になれる/
大手企業では各セクションごとに業務が分担されており、担当する業務に注力する環境が当たり前です。
しかし、フィールドフォースは練習場やスクール運営を行うボールパーク事業部、各取引先に商品を販売する営業課、商品の輸入から発送まで手配する物流課など全社員が商品アイデアを考え、いつでも提案できるのです。
- 失敗を恐れずに提案しチャレンジできる環境
- 否定せず活発に議論ができる企画開発会議
- 納得いくまで改良できる自社工場
この中の1つでも欠けていたら≪痒い所に手が届く マニアックで独創的な商品開発≫は不可能です。
新たな環境となった新社屋:柏の葉ベース3階でこれからも【プレーヤーの真の力になる】ための商品開発は続いていきます。