なぜ、あえて短くて軽いノックバットを開発したのか
野球経験のないお父さんコーチや、お手伝いの父兄の方々が野球少年少女達のために一生懸命グラウンドでノックを打っている姿を目の当たりにして…
コーチたちのためにも!子ども達のためにも!
実はノックバットの悩みは多かった…
コーチたちにとって扱いやすいノックバットとは?市場調査を進めていくと、思っていたよりも現場の悩みはとても多いことが判明しました。
コーチの悩み
- 長いノックバットではうまく当たらずに良い打球を打ってあげられない
- 長いノックバットでは狭いグラウンドや校庭で練習する時に力加減が難しい
- 学童野球でノックを打つために自ら短い子ども用のバットを購入している
選手の悩み
- 実はコーチが自分のバットをノックに使う事が嫌だった
- 外野までボールが来ないので何度も『もういっちょ!』と言わなくてはいけない
- 絶対捕れないような頭をはるかに超えていく打球が多いよ…
バット工場の悩み
- 高品質にこだわってバットを提供するとどうしても使えない木材が増えてしまう
早速現場のコーチや保護者、選手達からの悩みや問題点を解決できるようなノックバットをイメージし、バット工場へ開発の相談を開始しました。
- 野球経験が少なくても扱いやすい長さとは?
- その長さに対してボールに負けない重さとは?
- 太さや形状は?
- そのイメージに適した木材の種類は?
初期のサンプルはバット工場にある廃材を使用し、長さ・重さを確認するために2cm違いや20g/30g違いで数種類作成し検討しました。
\グリップにもこだわりを/
(実際に社員達で何度もノックを打って検証したグリップエンドの写真です)
左からフレアタイプ(手になだらかにフィットする)、レギュラータイプ(強く振っても手にかかりやすい)、丸型タイプ(痛くなりにくく手に優しい)と3種類の中から最終的に採用したのは・・・
丸型タイプです
学童野球選手たちが使用しているバットは約500g~570gほどが主流ですが、そのバットよりも軽い400gという重さは野球経験の少ないコーチや保護者の方々が≪片手でバットを持ち、もう片方の手でボールを上げて、すぐに両手で握って打つ≫という動きがしやすく、扱いやすいノックバットが実現しました!
その名もショートノックバット
(そのままですね 笑)
なによりコーチたちがボールを打ちやすいということが、守備練習をしている子ども達のためにもなります!
そして、このショートノックバットがあれば『僕のバット使わないで…』とコーチに言えずにモヤモヤしていた子ども達の悩みも解決してくれます!
さらに地球にやさしい?
通常の長さ(89cmや91cm)で強度のあるノックバットや、硬式を打つバッティング用の木製バットには木材の中でも特に質が良い部分を使用しますが、今回の400gという軽量化を目指したことで今まで使えない部分として廃材となっていた木材を有効活用することができています。
※ショートノックバットも硬式球のノックも可能です
コーチにやさしい!
選手にやさしい!
地球にやさしい!
=ショートノックバット
さらにさらに・・・
このショートノックバットが話題になり『フィールドフォースのノックバットめっちゃいい!』とオーダーメイドで注文をする監督コーチが続出!
チームカラーにしたり、チームロゴを入れたり、卒団記念品にプレゼントしたり、、、
ついにはグラデーションとかできちゃう?というご相談まで…
そこはフィールドフォースの強み!いただいたご要望をなんとか形にできないかとバット工場とも一緒になり、なんとグラデーションのオーダーも実現!
欠品することもあるほどの人気商品であるショートノックバットにはこのように≪みんなにやさしい開発秘話≫がありました!
いきなりオーダーするのはさすがにハードルが高いなぁ・・・という方へ定番展開も2種類をラインナップしました!
内野ゴロやサイドノックも自由自在!
外野フライも打ち損じない!飛び過ぎない!
心から子ども達のことを考えている野球用品メーカーの社長そして社員達の商品開発への挑戦は終わることなくこれからも続きます・・・