釣りが趣味の現役投手社員が考えた≪投げる練習≫の商品がまさかの大ヒット!
世の中には投げる練習やピッチング練習用の商品はたくさんあるけど、どれもイマイチ効果がわからない…タオルを使うシャドーピッチングよりももっと投げる感覚に近い練習ができたらいいのに。。
『腕のしなり』が自然と意識できるシャドーピッチング商品を開発したい…
釣りが趣味のサウスポー投手社員:梅田は商品のアイデアを企画開発会議で提案しました!!
釣り竿→ピッチングの開発スタート
子ども達に日々コーチングをしているけれど、ピッチングやボールを投げる動きの中でどうしても言葉だけでは伝えることが難しい腕がしなる感覚…
「そうだ!釣り竿!」
釣りで竿を投げる時のしなりは…先端の仕掛けの重りで意識をしていなくても自然と「しなり」ができ、そのしなりを利用して遠くまで投げることができると気付き、その原理を利用したサンプル製作を開始しました。
まず握る部分・しなる部分・先端の重りになる部分のイメージを再現するために、フィールドフォースの『しなる』バッティング練習用品インサイドアウトバットの構造を利用し、手作業で切ったり…繋げたり…初期サンプルを製作しました!
けしてお世辞にもカッコいいとは言えない梅田作:初期サンプルの完成です(笑)
キーワードとなるしなりを生み出す秘密は軸棒に使っているグラスファイバーという繊維を束ねた軽くて強い素材です。
商品のイメージができたらここからは自社の商品生産工場と連携して、3Dプリンターでデザインサンプルを作ります!
野球は小学生の軟式J号球(約129g)、中学生以上の軟式M号球(約138g)、そして硬式球(約145g)と使用するボールが3種類もある競技です。
どのボールを使う選手にも効果的な商品にするために・・・重さを変えられる方法を模索しました。先端部分の形状を先にいくほどに広がる円錐形にすることで、投げる動きをしてもリングが抜けてはずれないようにし、さらにはリングを自由に取り外し・取り付けできて重さをカスタムできるようにこだわりました!
3Dプリンターサンプルから「よし!この形でいこう!」と決まった後も、先端のポリウレタン素材が硬すぎたり、軸棒のグラスファイバーがしなりすぎたり、リングがうまくはまらなかったり…
\やっと理想の形に/
本体はブラック!リングはシルバー!カッコいいデザインに
ボールを投げられない環境でも、家の中でも、試合中のベンチ横でも、場所を選ばず効果的にシャドーピッチングができて、投げ方の確認やフォーム改善にも超効果的と社内でも大好評!
実際に使用しているボールの重さで実戦的な感覚でシャドーピッチングもでき、インナーマッスルの強化にもなるので、小学生から大人まで、年齢や野球スキルに関わらず幅広くみんなが効果的に使える商品になりました。
\最後の問題/
商品名はどうする?
商品名はシャドーインナーロッドに決定
- 気温が低い場所では、本体の先端部分(発泡ウレタン)が硬化・収縮し、リングが緩く落ちやすくなることがあります。その際は、本体の先端部分を温め 膨張させてから、ご使用ください。
心から子ども達のことを考えている野球用品メーカーの社長そして社員達の商品開発への挑戦は終わるまでもなくこれからも続きます・・・