世の中にはいろいろな野球理論があるからこそ、野球用品メーカーには商品開発を続ける使命がある
「バットは上から下に振れ!」「地面と並行にレベルスウィングで振れ!」「肩のラインと並行にすればアッパーではないからすくい上げるように振れ!」「ボールを打つ瞬間にヘッドを返せ!」「ヘッドを返さずに前に振り抜け!」「引き手でリードするように打て!」「押し手で打て!」などなど・・・
近年では、縦振り・バーティカルスイング・バレルゾーンなどなど、一昔前には聞いたこともなかったような野球ワードが飛び交っています。
頭が混乱してしまうほど野球理論、打撃理論、投球理論はさまざまです。
~~~~ 2021年夏 ~~~~
2021年夏~約1年間の開発期間を経て…
近年日本のプロ野球選手もトレーニングで体を大きくしたり、バッティングフォームを改良したり、メジャーの選手の動きを取り入れたり、SNSやネットからもさまざまな情報を得られる時代になりました。
バッティングひとつをとっても、フィールドフォースの室内練習場ボールパークに来ている選手達や野球スクールの指導者の方々の打撃理論もさまざまです。
その中でいかにその選手にあった練習が出来るか、野球チームや部活の指導者の方々は日々アンテナを張って情報収集しているのではないでしょうか?
野球用品メーカーも同様です
さまざまな打撃理論があるからこそ、さまざまな練習ができるような野球用品を世に送り出すことが痒いところに手が届くマニアックな商品開発をするフィールドフォースならではなのです!
まずはどのようにバットに2つ目のグリップを取り付けるか?
実際にティーバッティングやトスバッティングができる商品にするためには、強度や使用していてストレスのない構造にしなくてはいけません。
左から順に・・・
- スマートな見た目にこだわった初期サンプル:実際にバットに取り付けて打ってみるとすぐにズレてしまう
- 上下2点止めにして安定感を求めた2代目サンプル:バットを持つ手に邪魔になってしまう
- 2つの問題点を払拭した3代目サンプル:バットに取り付けるU字のネジが短く太いグリップだと外れてしまう
- 一番右が採用された最終サンプル:1000スウィングの強度テストも合格して商品化へ
企画開発課に所属する小林が現役時代にお世話になっていた橘田監督からの『海外では両手別々のグリップを握って打つバッティング練習があるからフィールドフォースで商品化してみたら面白いと思うよ!』という1通のLINE連絡から、約1年間の開発期間を経てようやく商品化し販売を開始する事が出来ました。
商品化に向けてはフィールドフォースの野手出身の男性社員たちにも使ってもらい、最近の野球界のトレンドでもある『パームアップ』について日々繰り返し議論してきました!
野球用品メーカーのフィールドフォースとして忘れてはいけないことは
≪プレーヤーの真の力になること≫
そのためにはこのパームアップ理論でバッティング練習をしている選手たちにとって真の力になる練習用品を届ける事です。
世の中にはいろいろな野球理論があるからこそ
野球用品メーカー:フィールドフォースには
商品開発を続ける使命がある
トップハンドグリップと名付けたこの商品は、その名の通りトップハンド(捕手側の手)の使い方、そして反対側のボトムハンド(投手側の手)の使い方をマスターできる!と販売開始直後から注文が殺到しました。
大事なポイントは間違った使い方も伝える事
- 手首を返す練習をする商品ではありません。
- ボールを捉える時には両手が平行になっているか?片方の手が先に出てズレて捉えていないか?など確認することができます。
- バットの出し方、ボールの捉え方の確認ができる商品です。 手首を返して振り切らず、そのまま前方にバットを出すように振り抜きましょう!
※打撃理論はさまざまですので、他の理論を否定するわけではございません
- 必ずグリップテープ上に取り付けてください。
- ネジで締め付ける商品のため、取り付けたバットのグリップ部分に跡が残ることがございます。
- 使用しない時は外してください。
- ネジの締め付けが弱いとスウィングした時に外れる可能性があり危険です。
- 木製バットには使用しないでください。
- スウィングの動きを習得する商品です。過度なフルスウィングはしないでください。
\さらに/
ミートポイントまでボールを線で捉える練習に大活躍
心から子ども達のことを考えている野球用品メーカーの社長そして社員達の商品開発への挑戦は終わるまでもなくこれからも続きます・・・