バットコントロールって何だろう?
バットに当てるのが上手な選手のことか、空振りをしない選手の事を指すのか。確かにそうかもしれないが…
それにプラスして、打ちたい所にイメージ通りに打てる技術のことを”究極のバットコントロール”と言えるのではないでしょうか!
\飯塚氏とのコラボ開発/
2000年のシドニー五輪に日本代表選手として出場、そして社会人野球の強豪 NTT東日本硬式野球部の前監督である飯塚智広氏の言葉を紹介します!
バットコントロールの真髄
2000年シドニー五輪に選ばれ、プロ野球選手の打撃練習を間近で見ていて凄さを感じていました。
その中でも一際輝いて打撃をしていた選手がいました。
その選手の名は松中信彦氏。平成唯一の三冠王の打撃には衝撃を受けました。
フリーバッティング中、なんと松中氏は同じ打球をずっと打ち続けていたのです。
しかも、いとも簡単にです。
まさに打ちたいように打っている姿は僕だけではなく、対戦相手の各国の選手からも拍手が沸くほどの見せ物(まさにショー)でした!と書けばその凄さが皆様にも伝わるでしょうか?
バットコントロールとはなんぞや?の答えが一気に見つかりました。
それは 打ちたい所に打ちたいように打つ! でした。
(バットコントロールについて議論する飯塚氏とフィールドフォースの吉村社長は高校野球部時代の同級生)
身近でその『究極のバットコントロールを体得することが出来るギア』ってなかなかないかもしれない…と考えた時に、子どもの頃、時間を忘れ夢中で遊んでいた壁当てを思い出しました。
考えは至ってシンプルです。
投げたい所に投げたいように投げる。
このシンプルな考えをバッティングに置き換えました。
打ちたい所に打ちたいように打つ。
そんな練習用品があれば、まさに時間を忘れ夢中でバットを振るのではないか?と、商品化に向けて飯塚氏と社長の吉村は開発を進めました。
バックネットなどに取り付けるだけで、1~9の大きなターゲットを狙って打ち分けることのできるそんなシートの開発です!
完成した商品名は
バットコントロール向上シート9
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トライすることの大切さ
社会人野球の強豪で監督をしていた飯塚氏も、子どものころから自分自身でたくさん考えながら打っていたと言います。
例として入射角と反射角という表現で表すと
入射角:ボールに対してこうバットを出す(当てる)
反射角:こうバットを当てたらボールはあそこに飛ぶ
そこには、自分の体の立ち位置、下半身・体全体の回転や使い方など、さらにさまざまな要因が加わります。
最初から指導者の言葉で振り方やバットの出し方を伝えるのではなく、選手自身が
- 〈立ち位置を変えたり〉
- 〈ステップの方向を変えたり〉
- 〈バットの軌道を変えたり〉
- 〈体の回転を変えたり〉
して考えることが何より大切です。
あーでもない、こーでもないと、たくさんトライして失敗して、そして打ちたい所に打ちたいように打てたという経験が、選手自身の引き出しになるのです。
体が開いたらどうなる?
よく「打つときに体が開く」という表現を耳にすることがあります。
ピッチャー側の肩・腰・足などが外側に開いてしまい、うまくボールをミートできなかったり、打球がゴロになってしまったりする原因のひとつです。
しかし、先述したように『こうなったら、こうなる』という引き出しを増やすためにはあえて開いて打ってみたり、立ち位置を変えてみたりするべきです。
いつも通り打ってみる
センター方向に飛びました
開いて逆方向に打ってみる
腰を残せば逆方向に飛びました
インステップで打ってみる
レフト方向に強い打球が飛びました
立ち位置を後ろにしてみる
ポイントが前になりライト方向に飛びました
バットコントロールを身に付ければ
・実戦に強い選手になること間違いなし!
・どんな投手に対しても「どう打つか」というイメージができる!
ただ我武者羅にボールを打っていないだろうか?ただひたすら数をこなしている練習になっていないだろうか?確かにそれも必要かも知れないし、否定もしません。
しかし、同じ時間を使うなら、自分自身で考え、そして引き出しを増やせるような練習をして"質"を上げることで、ライバルに差をつけるチャンスになること間違いなしです!
~ 余談 ~
U-12代表監督:井端弘和氏と、NTT東日本硬式野球部:飯塚智広氏は、大学時代の同級生です。
今回開発した商品を早速使用していただいたところ…
『時間を忘れ夢中で』バットコントロールについて語り、その経験と技術で何度も『打ちたい所に打ちたいように打って』いました!
ふたりのバットコントロールビンゴ対決動画は下記よりご覧いただけます。