高円宮賜杯第43回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントは8月6日、5会場で1回戦を行いました。過去日本一のV候補、新家スターズ(大阪)と常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)、北名古屋ドリームス(愛知)、レッドサンズ(東京)らが順当に2回戦へ。駒沢公園硬式野球場、神宮球場の各2試合からハイライトを写真でお届けします。選手やチームの物語は後日、たっぷりと。
(取材&文=大久保克哉)
■1回戦/駒澤第1試合
[埼玉]初出場
泉ホワイトイーグルス
000000=0
30200 X=5
野沢浅間キングス
[長野]初出場
⇧球場表示の最速113kmに適時三塁打も。野沢のエース・小山翔空主将が攻守でけん引した
⇩「3安打では勝てませんね」(井上貴徳監督)。泉ホワイトは「楽しかったです」(髙橋隼太主将)と短い夏を笑顔で振り返り、新たな目標・ポップアスリートカップへ
■1回戦/駒澤第2試合
[石川]初出場
館野学童野球クラブ
00020=0
00611x=8
新家スターズ
[大阪]2年連続3回目
⇧好守連発、ヒットに三塁コーチまで。恩師へ向けて大ハッスルしたナインを象徴していた館野・高田慶吾主将(中央)
⇩前日の開会式を体調不良で欠場の新家・千代松剛史監督の姿も無事に。因縁? の雨もあった駒沢球場で、徐々に突き放して白星発進。「大会6試合なら2試合くらいはこういうのもある」
■1回戦/神宮第3試合
[青森]初出場
八戸ベースボールクラブ
00201=3
30050=8
丸亀城東少年野球クラブ
[香川]15年ぶり2回目
⇧先制2点打にダメ押しの2点打と5年生の四番が仕事。丸亀城東・長谷川智弘
⇩創立5年目で初の夢舞台。八戸は後手に回り、全国の壁に阻また
■1回戦/神宮第4試合
[佐賀]24年ぶり2回目
川副少年野球
000100=1
00342 X=9
北名古屋ドリームス
[愛知]2ぶり5回目
⇧「ここまで来たら課題というのはないですよね。実力」(岡秀信監督)。北名古屋は4回に打者10人で4点など中盤で打棒が爆発
⇩「相手が強かったけど、自分のピッチングはできました」。川副のエース・江口青彪は整ったフォームと力強いボールが目を引いた
⇩北名古屋の二番・境翔太主将が3回裏、起爆剤となる先制の3ラン